不実な嘴(鉢タカ)

がしりと首の付け根を掴まれ苦しさ紛れの潤んだ目と震える唇が、
(可愛いなあ…)


瞳孔が、開く。



いくらでも産み落とす(伊作+食満)

「不運増殖装置だな、」
「え?なにが?」
「おまえが」
「っ…!」

けまとめええええええ!!



かくなる上は(鉢屋)


強姦しませう!
(らいぞうは、腕のナカで、泣いています鳴いています哭いています)

啼いていませう、



全て繋がった(雷蔵)

そんな事を平然と言う三郎が、僕は嫌いなの大嫌い。
僕の身体はちゃんと感じているのだからそんなこと、二度手間ですよ、恥ずかしい。

(実感を言わないで、頂戴)
髪を引っぱりながら。



あの黒とこの白(鉢屋)

焼死体と水死体。



間際の舌(くく雷)

唐突すぎる!



意味を順繰り追いかける(五年生+綾部)

「君が好き、」
(僕は久々知せんぱいが好きなんですが)
「愛してる」
(鉢屋せんぱいは病的ですもの)
「大好きです」
(純粋な愛ですね、竹谷せんぱいったら)

「僕もみんなのことだいすき」


それが罪深い印だわ、
処刑されますわよ貴方。
(鈍感ですねえ、)
そんなそんな、罪に囚われ磔にされるとどうかしら。


「僕、処刑人、です。」
(おやまあ 不破せんぱい、何故にわらうの?)

貴方は優しすぎてスグ腐るから!土に急いで埋めないと!
(花が咲きます。)



それでいて無礼者(くく雷+鉢タカ)

「おまえに触れる権利などない死んでしまえ」
「知っているよ、」

新しい玩具を見つけている俺は、自らニヤリと笑ってしまった。
――これでいい。

 さよなら愛しき人、よ。



立ち去る言い分(くく雷)

「明日も会える?」
「うん、」

  だからこそ
繋いだ手を、互いに離せるのかもしれないのだし。



三歩先の唸り声(鉢屋)

久々知が俺の雷蔵を汗だらだらで抱いていたので、嫉妬しつつ親指をガリガリ噛み千切り、
(あと一歩、で、情景が見れると言うのに!)
やはり俺、おまえを殺してしまいそうなものでして。

(そうだなあ、久々知になついているアイツを、)

ねえ
「ちょいと斉藤タカ丸君」
(身体を貸したまえ、)



嫉妬にまみれた
愛無し行為も、
じゅるりと イケた。










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