白か黒なら灰をとるという偽善/(綾部+滝) 「滝と同じ空気を吸うか滝の隣に寝るのかは確実に拷問だと言える偽善。」 「喜八郎、それは偽善などではなく虐めという偽善だ」 「はーい」 反論尽くめの人生だ(鉢屋+久々知) 「お前を目の前にして豆腐を食わないといけない俺、朝から超悼まれない」 「じゃあ俺の前で食うなよ…」 「うわ、やばい超この子頭弱いんですけど〜自分のこと豆腐とか自覚してる感じ?得意気な感じ?死ねって感じ!」 ビチョッ 「ああああ!我らが五年!知性溢れる青き制服に醤油があああああ!!」 「うるっせえよ豆腐」 博愛主義だと言ってくれないか(鉢+久々知+雷) 「三郎!ちゃんと兵助に謝って!」 「御免なさい」 その日、初めて自己中心的な友に殺意が沸いたのです。 では、お手を拝借(こへ仙) 「仙ちゃん仙ちゃあーん」 (土の匂いが、する) (花の匂いが、する) 「もうほんとに、仙ちゃん綺麗だから箱詰めにして一生出したくない」 「私は小平太のガサガサした手を箱詰めにしたいよ」 (頭を撫でるとニッコリ笑った) (ニッコリ笑うと安心していた) 尋常ではない駆け引きは確かに左胸の底。 こんりんざいわたしにふれないでいてよ(綾滝) 「僕が薔薇なら、」 「私は百合でせう」 今日もまた惰性の切っ先でぶらさがる(こへ+文次郎) 文次郎ってどうしてあんなにキモチワルイんだろう!昔からっ! 「叫ばんでいいっ!」 自分が好きでしかたないんだね(綾部+三木) 「滝って…なんかこう、可愛いよね。自意識過剰すぎる馬鹿っぽさとか阿呆っぽい髪型とか」 「綾部、それは絶対あいつの前で言っちゃいけないよ^^」 ゆくゆくは溶けて混ざってひとつに成る(鉢雷) (成るのが難しいんじゃないか!) 腐った雷蔵を指差した。 あのこの棘のぶぶん(兵太夫+綾部) 「頭がポーン!」 「頭がパーン!」 「なかなかやりますね…綾部せんぱい」 「おや、誉めてるのそれ」 戦火とイ長調(こへ食満) 逃がすまいと思い 四肢を切断しようと思い 息の根を止めようと思い (首を飛ばしてやろう) 「こんにちわ、」 (友に手をかけてしまったのは、この私です。) ← ×
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