▼message返信 更新文お読み下さり有難う御座いました! まだ夏の初っ端だと言うのに怪談話を書いてしまいました(^^;)怖過ぎるとの感想を頂きまして誠に本望で御座います(笑) 金魚を手放したのに怪異は続くという…。「濫觴」というのは物事のはじまりという意味なので、この話ははじまりにすぎないのです…。 久米部が四日(忌み数)毎に金魚鉢を変えていくという時点で既にもう狂い出しています。最終的には首桶と同じぐらいの大きさの金魚鉢に変えてるので、最初から久米部の首を入れるために金魚が仕向けたのか、或いは久米部が金魚を買った時点で金魚に身体を乗っ取られていたのか憑りつかれていたのか、どちらかですね。金魚が久米部だったのか久米部が金魚だったのか…。 赤い着物に執着して一ちゃんに赤い着物を最終的に着せるというのは、一緒に(金魚のように)なって欲しかったのかもしれません、金魚が。長持の中の自分の着物が少しづつ赤い着物になっていくのは正常な怪異ですね。 一ちゃんも金魚に囚われて少しづつおかしくなっていくのですが、鏡花水月(儚い幻)のようでもあり、現実のようでもあり…。金魚が唄っていると言う一ちゃんに対し、久米部は金魚が喋るわけないやんと、さも当たり前のように自分には金魚の唄が聞こえないみたいなニュアンスで言っておりますが、最後は自分が金魚の唄を唄ってるので、はたして一ちゃんだけがおかしい幻覚に囚われていたのかというと違うような気がします。それに、一ちゃんが久米部に首ないと死んじゃうよと言ってますが、首が無い時点で人間は死ぬので、幻覚とかではなく言い回しが確実に病的に狂ってます。 一ちゃんが口から金魚を吐いたのも金魚の雨が降って来たのも首桶に久米部の首が入っていたのも、実は幻のような狂った現実だったのかも知れません…。 しかしながらウェンズデイ様の見解に感服致しました!金魚は粛清が恐い本音を言えぬ無数の平隊士達の象徴だとか、赤い着物の変化を一ちゃんの心情に被せるとか晩年の一ちゃんだとか…。なるほど確かにそういう捉え方もありますよね!私のこの無意味に羅列された文をいつも意味のある文に変えて下さり有難いです(^^*)いつも翻訳すみません(笑) 見方や捉え方は個人個人違う所が面白いので、ウェンズデイ様のご感想(考察兼翻訳)をいつも楽しみしつつ勉強させて頂いております!! というか実際に「うわなり打ち」ってあったのが怖すぎますね。なんだそれは…!って思いながら興味津々で調べると「後妻打ち:先妻が予告した上で後妻の家を襲うというものである」と出てきてゾッとしました…。怖い風習すぎて、江戸時代とか絶対行きたくない(ちなみに新撰組は見てみたいけど幕末にも行きたくない…)平和ボケ現代ラブ★ってなりますね(笑) せっかく妄想語りで甘酸っぱい久米部×一ちゃんを書いてほわわんって感じだったのに…、こう…何故久米部を大どんでん返ししてしまうのか…。最低です私。でも人間こういう欲にまみれた黒い部分は誰しもあると思うので開き直りますね!もうマジで妬み憎しみ恨みに手足が生えたのが人間なんですよ…。 今回、タイトルは見た目も響きも綺麗な感じにしてみましたが、ウェンズデイ様が正直コメントが直ぐに出て来なかったですと仰って頂いたように、私も自分でこの話を書いておきながら 正直、吐き気がしました…。 ×
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