「大将はっけーん!!よーっし!いざ勝負ー!!」

「またあんたか…」


「大将には悪いけど今日こそは負けないよ!こないだは見てたキルロイさんがぶっ倒れるぐらい流血しちゃったけど、絶対今日は1本取ってみせるからね!」

「………(面倒だな…)」



「ここ数日いろんな特訓したんだよ!
 シノンさんの本気の猛射撃を避けまくったり、セネリオの本気のレクスカリバーを避けまくったり」

「………(だいいち本気でやればティアマトやミストが後で五月蝿いしキルロイは数日寝込むし、中途半端に手を抜けばムキになって怒るしで一体俺にどうしろって言うんだ…)」



「あと苦手補強のためにオスカーさんの百烈突きを避けまくったり、ガトリーさんの百烈ナンパも片っ端から避けまくったり」

「………(駄目だ、どう転んでも面倒だ…なんとかこの戦局を切り抜ける方法は……)」



「…ちょっと大将!聞いてる?!
 とにかく、そういうわけだからいざ勝負!!  しょーー[ぶ]ーー!!!」






「………ブタの丸焼き」




「……は?」



「[ブ]タの丸焼[き]。次はあんただ。早くしろ」


「ええ!? えっ、えっ……
 き、きき、き……… [キ]ルロイ……さ[ん]…?」




………




「…俺の勝ちだな」


「えっちょっ待っ……! えええ!!?」

「勝ちは勝ちだ。じゃあな」

「ちょ、ちょっと大将ー!!ずるいーー!!」




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アイクさんはどの言葉でも「○○の丸焼き」で返してきそうですね!(笑顔)


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