「176、177、178……おわっ!?」


「お、ボーレいたいた!…って、変な声出してどうしたの?」

「げっ、ワユ!?
 あー…、あー……その、情けねえ話なんだけど。訓練してたらまた服…破いちまって」

「えっ?…あーあー、ほんとだ。こりゃまたミストに怒られちゃうねぇ。
 つい2、3日前も派手に破いて怒らせたばっかりじゃなかったっけ」


「うっ…た、頼む!ミスト…と、あとティアマトさんにはくれぐれも内緒にしててくれ…!」

「それは構わないけど、それどうすんの?
 ……………そうだ!なんならあたしが繕ってあげてm

「よしこうなったら兄貴に頼んでくる!!それがダメならキルロイだ!最終手段は…器用そうだしシノンに頭下げるって手も…!」

「ちょ、ちょっとー!それどういう意味?!」




・ ・ ・




「そういえば、おれに何か用があったんじゃないのか?」

「あ、そうそう。オスカーさんが今日の夕飯で出す冷奴、絹ごし豆腐と木綿豆腐どっちがいいか誰でもいいから聞いてきてって」

「なんでそれをピンポイントでおれに聞きに来るんだよ」



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