DdFF会話メモ

終章前半

イミテーションの発生源である次元の扉を潰し未来へと希望を繋ぐ――
扉を目指した4人はそれぞれの想いを胸に混沌の大陸へと足を踏み入れたのだった

ムービー《目的は同じ》

【衝突する正義のひずみ】
ユウナ「何かしらあれ……変わった敵がいます」
ラグナ「なんか……ずいぶんまとまってるな!団体様ってことかな?」
ティファ「パーティーを組んで戦うってことね?いいわ!先頭は私に任せて!」
ヴァン「ずるいぞティファ、オレにだって戦わせてくれよ」
カイン「とはいえ、いつまたひとりで戦うかわからん。それぞれが敵に立ち向かう強さと覚悟が必要だろう」
ライト「そうだな、どんな状況で誰と戦うかわからない。適度に先頭を交代しながら戦っていこう」

ラグナ「『ラウンド戦』と『勝ち抜き戦』ねぇ。わかったようなわからないような……」
ライト「『1人ずつ対戦』か『強い者が勝ち抜く』ではないのか?どちらも試してみなければ……今は何とも言えないな」
ラグナ「そうだよな、とりあえずやってみっか――!」

アシスト
カイン「俺のことは気にするな。助けが必要なときは呼んでくれ」

ムービー《それは感謝している》

【混沌の大陸】
ライト「南の方から確かに嫌な気を感じる――。イミテーションたちはきっとそこにいるはずだ」
ラグナ「さーて、いよいよ近づいてきちまったって感じだな」
ティファ「もうあとには退けないところまで来ちゃったのよね」
ユウナ「進みましょう――!なすべきことを果たすために」

カイン「眠らせた戦士たちへ未来を託すというのも、考えみれば酷な話なのかもしれんな。だが……再び失う記憶も未来の可能性も、すべてまとめて送りつけてやるしかない。あとはあいつらを信じるだけだ。――きっとうまくやるさ」

カイン「さあ、ゆこう。俺たちの最後の戦いだ」

ライト「もし私が他の奴らと同じように眠らされていたら、私はここにいなくて、そして眠って起きて最後の戦いを……迎えた。――まったくふざけた話だな。他人に運命を握られるのも、他人を犠牲にして楽をするのもごめんだ」

ライト「『眠ってる』ヒマはないぞ。私たちが戦うのは、今、だ」

ヴァン「なあ、オレずっと考えてたんだけどさ。コスモスって何歳……あ、いやなんでもない。……なんでもない、なんでもない。……だからさ、コスモスは長い間戦いを繰り返してきたんだろ。戦士が傷ついたり消えたりしていくの、ずっとひとりで抱えてきたのかなって思ってさ」

ヴァン「戦いがほんとに終わったら、コスモスもちょっとは笑えるようになるよな」

モーグリ「あの人形みたいなやつら……俺もいつ襲われるか……わからないクポ……」

【引き継がれる記憶のひずみ】
ヴァン「クリスタルっていったいどんなふうに現れるんだろうな」
ユウナ「コスモスの力がわたしたちの意思と馴染む――その時間があれば違ったんでしょうか」
ラグナ「しかし馴染むなんて全然ピンとこないな。オレには素質がなかったのかもしれないが――」
ヴァン「うん、そうかもな」
ラグナ「あのな〜、君は少し言葉を選びなさい」
ヴァン「あ、でもさ、もしかしたらコスモスの意思とオレたちの気持ちが離れたからダメだったんじゃないか?」
ユウナ「わたしたちの意思が……離れた?」
ヴァン「イミテーションのせいでオレたちはカオスどころじゃなかったろ?」
ラグナ「う〜ん、そういえばそうだな。オレたちは最後の目的までイミテーションになっちまった」
ヴァン「オレたちがここで次元の扉を壊しさえすれば、次の戦いで他の奴はコスモスと同じ意思を持てる。だからオレたちがやろうとしてることは実はすごく意味があって、クリスタルにいちばん近い」
ラグナ「ふむ、なんだかなんとなくいいこと言うじゃないか、ヴァン。次の戦いで敵はやっとカオスに戻る。そうすればコスモスと同じ意思を持てる――か」
ユウナ「もしかしたら本当かもしれませんね。わたしはそんなふうに信じたいな」
ラグナ「ま〜違ってたって害もないし、そうやって信じてみるのも……いいかもな」

アシスト
カイン「少し嫌な予感がしている……」

ヴァン「見ろよ、あの赤い尾羽根。何に使うんだ?」
カイン「あれはフェニックスの尾だな。戦闘不能を回復させる力がある」
ユウナ「あまり落ちてないみたいです。大切に使いましょうね」

ティファ「次の戦い、本当にあるのよね」
カイン「それは俺にもわからん。自分で何を見たわけでもない」
ライト「その程度で仲間を眠らせて回っていたのか?」
カイン「それでも信じるだけの価値はあった。信じたというより――賭けたのかもしれんが。ひとつの駒として消え去る運命なら、たとえ真実でなかったとしても可能性を信じる方に賭けた」
ティファ「みんなに話してくれればよかったのに」
カイン「話していたら全員が眠らずここにいたはずだ」
ライト「確かに――そうだろうな」
カイン「俺一人では仲間を眠らせることしかできなかった。そして彼らを敵の目から遠ざけることしか――。次元の扉を潰しに行けるのはおまえたちのおかげだ」
ライト「言っておくが、まだ何も成功していない。可能性に賭けるならまず私たちが奴らの出現を封じるんだ――」

ひずみ脱出後
カイン「少しずつ敵の数が多くなってきているな――」
ライト「皆、いつでも戦える準備をしておけよ」
ヴァン「大丈夫、この程度の大軍なんて怖くない。オレたちだけでしっかり進めてる」
ユウナ「わたしもまだ大丈夫、いつでも戦えます」
ラグナ「ふーむ、ずいぶん攻め入ってきたものの人形さんの勢いがイマイチ?てこともないか……?」

カイン「奴らの気は確かに強まっている。次元の扉は近いはずだ。どれだけのイミテーションがいるかわからん。だが破壊に失敗すれば希望が失われる」

カイン「しかしイミテーションの数は確かに増えては――いるんだがな……」

ティファ「ねえ、戦いが終わったらカオスの戦士はどうなるのかな?コスモスのみんなが自由になれるなら、カオスの戦士も自由になれるのかな。……ゴメン、言ってみただけ!今は敵のことまで気にしてられないね」

ティファ「大丈夫――きっと私たちならできるよね」

ラグナ「生き返るとか元に戻って戦うとか、ほんとにおとぎ話の世界だぜ。オレたちはそんな世界のルールに巻き込まれちまってるわけだ。……オレたちの他にも戦士はいて、ずっと前からそういうことが続けられてきた。ここでそれを断ち切ってやる――照れるくらいカッコいい話だよな。いや照れるぜ」

ラグナ「イミテーションでもイマジネーションでもどっからでもかかってきな!さあ!」

【創られた命のひずみ】
ライト「気配が強くなってきている。近くまで来ているはずだ。気を抜くなよ」
ティファ「カイン、何かアドバイスある?」
カイン「そうだな……相手のアシストを攻撃する。今さらかもしれんが覚えておいて損はないはずだ」
ティファ「相手のアシストを攻撃――そうね!ちょっと頑張ってみる」

ユウナ「KPチャンスの条件が厳しくなってきましたね」
カイン「60秒以内にブレイブブレイクか……厳しいが装備を揃えてスキルを使えば狙えなくもないだろう」

アシスト
カイン「気を抜くな、敵は近い」

ムービー《イミテーションの狙いは》


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