ドキドキより食欲






シュウハル










恋のドキドキ感っていつまで続くのだろう。
そんな事を私は考えてた。好きじゃなくなったとき?
だったらこの苦しさは抜け出せるのかな…


「んー、わからないかもっ」

「何がわからないんだい?」

あ、口に出してた?

「うーんなんでもない」

とりあえずシュウに言うのは止めよう。ややこしくなるし。

「ふーん、珍しいね君が考え事なんて」

「それどういう意味かも…」
「言ったまんまの意味さ」

憎たらしい。私だって考え事ぐらいするかも。


「よし!考え事してたらお腹が減ってきた!何か食べよう」

「…さっきお菓子食べてたじゃないか」

「お菓子とご飯は別腹なの!さ、どっか食べにいきましょ!あ、ハーリーさんに奢ってもらおうかなあ」

「………僕が奢るよ、早く行こう」

「シュウ優しいかもーっ、ありがとうー!」


まだまだ私はそんな難しい事考えずにシュウとずっと居れたらいいな……





end.
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