蒼い月は、孤独な夢


蒼い月は、孤独な夢
彼女が逝ったサンクチュアリ
苦しいの、悲しいの
退廃を愛する
最期くらいは泣き叫べ

花弁撒き散らして死んだ
欲の大きさなら負けない
毒々しい苺は僕を刺す
からからに乾かして、水に戻して(嗚呼なんて無意味なの)
いいのですか、いいのですか
私が愛したものは、貴方が吐くほど嫌いなものでした
こんにちは、こんばんは、さようなら
虚ろな瞳は全てを見ていた
悪気は無い、無邪気なだけ
違う世界なら死なずに済んだのに

白黒はっきりつけようぜ
何故なら私がアクだから
蓮華は空しか見ていない
手に取る武器は氷より冷たい
例えるならば、君は天使
残ったのは絶望だけです
だったらアンタが満たしてくれ
私は夢を視ているのかしら
欲しいのは、最悪の結末
絶望を愛した彼女は闇に飲まれた

真っ赤な