あなたの優しさは、あまりに甘くて吐き気がしそうだ


くるくる狂り
愛狂(愛嬌?)
絶望を食う獣
溶かして、溶かして、ドロドロになるまで
せめて、あの時は愛していたと言って

運命と死と破滅
濡れた果実、あまりに青い実だった
すべてを忘れる痛みをください
無力であると思い知らされる
空腹の快楽

何故世界は滅ぶのだろうか
大嫌いだと言ってください
「しんでしまうのにね」
私が狂っているのか、世界が狂っているのか

さぁ、肉を削いで、骨を舐めて(骨まで愛してくれなきゃ、嫌)

その棘は、まるで私のようだと思った
全てが小さな嘘の塊で、全てが、くだらない喜劇だったなら
アタシは、そんなに器用に生きられないよ
笑顔でなくとも、せめて泣かずにいたかった
苦しみの海の底に、射し込む光など無いけれど

小さな事ばかりに、こだわりたいの
私は、きっと、誰よりも愚かでしょう。
その手を掴むには、あまりに私の手は汚れている。
これが幻想だというのなら、世界は虚偽で満ちている

あなたの優しさは、あまりに甘くて吐き気がしそうだ

真っ赤な