ZERO好きだった。出会ったあの日からずっと、ずっと。だけど俺と君は男で、同級生で、チームメイトで。気持ちなど伝えられないんだ。こんなに好きなのに。言葉に出来ないなんて。泣いたって変わらないから、俺は泣いたりはしない。だからせめて君を想わせて。ひっそりと思っているだけで満足だから。君の隣を歩かせて。最後の時が来るまで――