ZERO
好きだった。
出会ったあの日からずっと、ずっと。
だけど俺と君は男で、同級生で、チームメイトで。
気持ちなど伝えられないんだ。
こんなに好きなのに。
言葉に出来ないなんて。
泣いたって変わらないから、俺は泣いたりはしない。
だからせめて君を想わせて。
ひっそりと思っているだけで満足だから。
君の隣を歩かせて。

最後の時が来るまで――


(PREV|NEXT)

戻る
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -