■2013/02/20

どこか冷たくて自分のペースですすめて、とてもはやい。
事情が終わればそそくさ一人で帰っていって。そんな事が何回も続き、
今日もまたあなたは一人で着替えて帰ろうとドアに手をかけた『まって』小さく呟けばあなたは待ってくれた。『あなたは、私のこと…』愛してくれているの?聞きたかった言葉は口から出ず、代わりにあなたは答えてくれた。とても冷たいその言葉で。「俺がお前を愛してるとでも思たんか?」。「俺はお前のことをちょっとも愛してない」胸に突き刺さるその声とあなたの表情は、とても氷のようで。
「お前は俺の事が好き、俺はお前で欲求を発散させる。持ちつ持たれつ行こうや」


電王



■2013/02/10

あなたに会いたい。あなたのその眼鏡を触る仕草も、時折細めるその目も、全てが私を突き動かすの。あなたに触れて愛したい。会えない夜はとても長くて。会えた昼間はとても短く。なんだか損してる気分になるけど。あなたと微笑み合える暖かい昼が好きなの。


電王



■2013/01/26

きみのその甘い声を聞くたびに、魅力的なその唇に触れるたびに僕は嬉しくなる。
ああ、今夜もきみは僕に溺れてくれる。
さあ、もっと僕を満足させてくれ。尽きることない欲望を君で満たせることができるから。
きみのことは離さない。離せない。

「一度釣り上げかけた獲物(さかな)は逃がしたくないんだよね」


電王



■2013/01/21

あなたといる時間はとても心踊らせる。はらはらしてどきどきして。飽きることを知らないの。
けどね、この思いがいつか"当たり前"になってしまうのなら、わたしはその前に自分の記憶を消して真っ白なじょうたいてあなたに会いたい。
だって、特別なことを当たり前と思えるようになってしまったらとても切なくて悲しいことだとわたしは思うから。


電王



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