昨日まで一番だった君
君の海を泳ぐ
再生される私の世界で
こんなバッドエンドは聞いてないわ
鬼も逃げ出す執着
愛情がたまる一方だ
私の愛で叩き潰してやる
優しい痛みに溶けていく
結局一番じゃないとダメなのよ
私達の恋の質について
争っていただける?
私は貴女になりたかった
「女」を詰め込んだ君
世界を殺す程に切羽詰まっていた
思惑とか計算とかそんなの全部抜きにしてさ
もう手遅れさ、なんて嘘
ねぇ、早くやり直してよ
特別な存在理由をあげる
雨を告げる大合唱
懐かしい空に抱かれて
青空に漂う大きな夢
神に見初められた乙女
全部全部計算済
迎えにきた亡骸
触れて、触れて、甘やかして
乙女の御御足
見下ろす輝きは何よりも美しい
酔って、ふらり、綱渡り
その声でどうか呼んでくれ
あどけなさの対極

18.6.22



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