09


「さむ」

あぁ、もうすぐ休める日がなくなる………
今月あと一回だけ……
あああもう無理だから、ほんとに、

「さむい……」

布団にくるまって目を閉じる。
そしたら何故か、あの子の笑顔が浮かんで。
なんでだか、それは嫌な気分じゃなくて。
浮かんでは消えるから、
きっとこの感情は、。
しょうがないから直接あってから
感情の名前を知ろう(検討はついてる)

「あー……さむ」

身支度を整えて家を出る。
寒いからと引っ張り出したセーターを
できるだけ伸ばして手先を温める。
この前飛び出てきた猫は大丈夫だろうか。
なんて思ってふと、我に返った。

……自分以外のものの心配ができるほど、
あの子にあってから、余裕が生まれた。
そう思うと出会えてよかったと言うか、
なんと言うか。
少しだけあったかくなったような気がして。

さぁ、猫とあの子に会いに行こう。


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