01

とある晴れた日の平日。
学校がある時間にもかかわらず、
俺は家の中にいた。
ひたすらゲームをしたりしていた。
でも、

「暇………………」

そう、暇だった。
何もすることがなく、暇を持て余していた。
布団に転がって、ごろごろしていれば
家のチャイムが鳴って。

「はーい」

何の警戒もなしに出れば、
そこにいたのは担任教師。
内容は、来ないか?というものだった。
暇だし、何もすることもないし、
まぁいっか、そんな気持ちで行った。
だが、教室で色々あり、簡単には入れない。
保健室でいい、その許可ももらったので

「失礼します」
「あら、千斗くん。久しぶり」
「お久しぶりです」
「?はじめまして………………」
「はじめまして。一年生?」
「はい、夏代 夕真といいます!」
「三年の津山 千斗。よろしく」
「はい!よろしくお願いします!」
「あ、夕真ちゃん、薬は?飲んだ?」
「はい。」
「薬?」
「風邪気味で、薬を飲んでるんです」

えへへ、と笑う夏代。

「平気なのか?」
「家にいるより、楽なんです」
「へー、俺とは逆なんだな。」
「?なんでです?」
「色々」

そう言って、夏代の隣に座る。

「先輩は、来るのが嫌なんですか?」
「そんな感じかな」
「そうなんですか………………」
「うん。夏代は?帰るのが、やなの?」
「そんな、感じですかね、」
「そっか。」
「はい。でも、保健室ですけど」
「それでもいいんじゃね?」
「いいって、事になってますけど」
「?」
「クラスに、行けなくて。」
「あ、」

俺は、嫌なことがあって入れない。
夏代は、行けることなら行きたい。
少し違うんだな。
そう思った夏代とはじめて出会った日。

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