夢を見たんだ
作:西菜

「夢を見たんだ」
「踊っていた、立方体の中で、黒い、硝子の、少女が」
「青い、ワンピースを、纏う」
「接する度に、足が、青に、90度回る」
「そして、彼女は、流す、涙を、藍色の」

「夢を見たんだ」
「浮かんでいた、僕は、時計の上で、10時の辺り」
「プロキオンは、嫌い、弱いから。シリウスは、嫌い、煩いから」
「そのまま、僕は、君と、待ちたかった、12時を。(ソシタラワタシハアナタトシネタダロウ)」

「夢を見たんだ」
「平面だった、その世界は、六色の」
「ピンク、蛍光緑、水色、黒、白、黄色」
「穿つ、白が、私の、左肩を」
「すると、流れる、血が、赤い」
「そうして世界は、収縮する、球形に、黒の」

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