ハッピーバレンタイン!
今日は彼氏…の鬼道くんとデートです。デートというか……鬼道くん家でお菓子作りを教わってます。あ、デートじゃないね。
なんで教わっているかというと私が作る料理は破壊的らしくとてもじゃないが人が食べれるレベルじゃないためです☆
え?うざいって?
そりゃあ鬼道くんと二人きりだからテンション上がってるからに決まってるじゃない!!
「名前、聞いているのか」
『うん!聞いてるよ!』
言われた通りに作業をしていく私。
「そう、いい感じだ」
『えへ』
褒められて嬉しくなってしまう。今こんな所を佐久間に見られたら殴り合いになってたな。むしろドヤ顔で佐久間に見せつけてやりたいくらいだけど。
佐久間とは私のライバルでもあり一応友達。私が鬼道くんと仲良くしていたらことごとく邪魔をしてくるの。でも今日は鬼道くんのお家!だから邪魔が入らずゆっくりできる!
「もう少しで出来そうだな」
『うん!』
出来上がるまで数分待つ。ちなみに作っているのはクッキーである。
「できたぞ」
『やったあ!』
オーブンから出されたクッキー達。ふっくらといい感じに焼けていて美味しそう!成功だ!
「まだ少し熱いからしばらく置いておこうか」
『うん!』
冷めてから試食をしてみる。うん、美味しい!
『鬼道くん、はい!』
「え?」
あーん、と言いながらクッキーを鬼道くんの口元へ
「なっ!//」
ハッピーバレンタイン!
(美味しい?)
(あ、ああ///)
―――――
これ佐久間の話のくだりいりませんでしたよね?ね?なんかすみません。お任せということで佐久間と鬼道さんを取り合ってる感じのが書きたかったんですが(汗)いかがでしたでしょうか??ご希望に沿えたかは分かりませんが喜んでいただけたら嬉しいです。
企画参加ありがとうございました!
2013年2月13日