【ハンターハンター/キルア】
「ヨダレ…垂れてる」
どんな夢を見てんだか。そう思いながら隣の少女の頭を撫でる。
…ほんと可愛い
まあ本人には絶対こんなこと言わないけど。
『キル……ァ』
「!!」
ボソッと小さなな声で俺の名前を呼ぶ少女に、ニヤニヤしてしまう俺がいて。
…あー、ヤバい
俺、どうにかなりそう
「キルアー!!」
ドーン!と勢いよく扉が開かれる
「げ、ゴン。ノックぐらいしろよな!」
「あれ、なんでキルアの部屋に名前が?」
「べ、別にいいだろ」
「おい、キルアまさか…」
「うるせー、オッサン!別に何もしてねーよ!」
「誰がオッサンだ!」
「反応する所がオッサンくさいな。」
「クラピカまで酷でー!」
「とりあえず!お前ら出ていけー!」
『ん…皆、おはよう』
「あ…」
――――――
ゆっくり寝顔を見たかったのに見れなかったキルアでした。
20120912