【イナズマイレブンGO/シュウ】


電車に乗って君に会いに行こう


そう思い、島を出る準備を始める。


正直、電車なんて乗った事ない。それに本当は島から出ちゃダメなんだけど君に会うためなら僕はなんだってする



「で、どうしているのかな白竜」

「お前が心配だからだ」

「君のその格好の方が心配だよ」


キラキラとしたジャケット?を羽織っている彼。ああ目が眩しい。


…どうせ、君も名前に会いたいだけなんだろ。そう思いながら彼をみる。


「名前に会いに行くのか」

「そうだけど」

「やめとけ」

「どうして」

「お前、島から出れないだろう」

「そんなの関係ないよ」


会いたいから会いに行く。ただそれだけ。


「関係あるだろ。もし島から出てお前が消えてしまった「僕は消えない。もう1度彼女に会うまで」

「会えば消えるのか」

「それは分からない、けど」


会えたら幸せでいっぱいになると思うんだ


まあ、でも名前を残して消えるわけにはいかない


「…困ったな」

「なにが?」

「せっかく連れてきたのに」

「ん?」


連れてきた?なにが?


「けど消えてしまうかもしれないなら、会わすわけにはいかないな」

「言っている意味が分からないよ白竜」

「実は今…

バァン!!


『シュウ!!』


物凄い勢いで扉が開かれたかと思えば、今僕は誰かに抱きつかれている。

…知ってる。この匂い。髪の色。声。

そこには会いたかった彼女がいた


『会いたかった…』

「…僕もだよ」


僕は彼女の唇に熱くキスをする。


ああ今…幸せだ




(会ったら消えるんじゃなかったのか)
(名前を残して消えるわけにはいかないよ)
(…消えれば良かったのに)
(名前、白竜が僕に(わあああああ!!!))
(どうしたの?)
(な、なんでもない!)
(白竜って面白いね…あと分かりやすい)
(うるさい!!)


―――――――
ゴッドエデンって電車ないよね……うん、書き終わって気づいた。ま、まあ気にしない!!←←

20120910




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