【イナズマイレブン/立向居】
怖い。
この気持ちを伝えるのが…。名前先輩は、綺麗で優しくて…しっかりしてるけど、たまにドジをしたり。そんなところが凄く可愛い。それに、好意をもってる人は俺以外にも沢山いる…。きっと、俺なんかより良い人は沢山いる。俺なんかが気持ちを伝えても名前先輩が困るだけ…。先輩、優しいから…。
「…名前先輩」
『立向居くん!』
「わっ!」
『驚かせちゃったね、ごめんね』
そう言いながら、俺の隣に座る先輩。あぁああ、先輩の事を考えてたら先輩に会えるだなんて、嬉しすぎる!なんて思うのは、先輩が好きだから。やっぱり、気持ちには嘘をつけない。
『どうしたの?』
「えっ、あ、いえ…」
『私の名前、呼んでたみたいだけど何かあった?』
聞かれてたんだ、
「あ、その…//」
先輩の事を考えてたら名前を言ってしまってた、だなんて言えるわけない。
『言いたくないなら無理に言わなくていいよ…?』
ふわり、優しく笑う先輩。
あぁ、ダメだ
「俺…」
気持ちが抑えられない
「俺…先輩が…」
ごめんなさい、
「先輩が好きです」
言ってしまった。怖くなって目をギュっとつぶる。
『…立向居くん』
『目をあけて?』
そう言われて、ゆっくりと目をあける
『私も立向居くんのこと好きだよ』
「え、」
思いがけない言葉でビックリする
『ありがとう、言ってくれて…すごく嬉しい』
「名前…先輩」
『これからよろしくね!』
「…はい!」
あんなに、悩んでた自分がバカみたいだ。伝えて、良かった
名前先輩、大好きです!
◆当たって砕けろ!
(砕けちゃ意味ないけど)
(当たって、良かった)