【黒子のバスケ/黒子】
『黒子くんはかっこいい』
「げほっごほっ!」
突然、後ろからむせる声が聞こえたので気になり、振り向くと、火神君がいた。ちなみに此所は、マジバ。新作のシェイクが出ているという事で1人で来てるなう。友達を誘ったけど皆、バイトや部活があるかって断られた。別に違う日に行けば良かったんだけど、どうしても今日来たかった。なんとなく。そしてシェイクを飲んで、この前の試合の黒子君を思い出し、思わず呟くと、後ろで火神君が咳き込んでいた。
『火神君、大丈夫?』
「あ、ああ。てかお前、黒子のどこがかっこいいんだ」
いやいや、全てかっこいいじゃないか。てか君、相棒だよね?チームメイトだよね?その言い方酷くない?しかも
『よく本人を目の前にして言えるわね』
「別に僕は気にしてないので大丈夫です」
すると、本当に気にしてないような顔で話しかけてくる黒子君。
「それに名字さんがそう思ってくれているだけで嬉しいです」
◆だから
(他の誰にどう思われていようが、どうでもいいです)
(く、黒子君っ…///)
(なあ、俺はさんでイチャつくの止めてくんね?)