【ハイキュー!!国見】



こんにちは!1年の名字名前です!青葉城西の男子バレー部マネージャーを務めさせていただいてます!今日からこれからの為に選手達の調査日誌を書いていきたいと思います!まずは、えーと…


「名字、何してんの」
「国見君!」

ノートを片手に意気込んでたら同じクラスの男子バレー部の国見君に声をかけられた。よし、じゃあ国見君から書いて行こう!

「実はね…」

あ、これって言わない方がいいのかな?言うと変に緊張したりとか…

「やっぱり内緒!」
「ふーん、」

興味がないのか席に戻る国見君。何しに来たんだろう?国見君って、こう、無気力な感じで何考えてるかよく分かんないんだよね…ちょっと苛めてきたりするし…この前もチビって言われた………。と、とりあえず今日は国見君をターゲットに頑張ります!


*1時間目
席が斜め左、二つ後ろの国見君をこっそり拝見。ウトウトしながらノートを映してます!なんだか可愛い…!あ。諦めて寝た!

*休み時間
そのまま寝てる。

他の授業と休み時間もだいたいそんな感じであっという間にお昼ご飯の時間に。

*お昼休み
金田一君とお昼ご飯を食べてます。私もご一緒させていただいてます!



「美味しー!」
「名字はいつも美味そうに食べるよな」
「だって美味しいもん!」

もぐもぐとご飯を食べていたら、じっと国見君に見つめられる

「?」
「なんかハムスターみたい」
「え?!」
「ぶっ!!」

国見君の発言で爆笑する金田一君。

「確かに(笑)小さい割に良く食うしな」
「二人とも酷い!」
「それに…ハムスターみたいに可愛いし」
「へ?」
「は?」

馬鹿にされたかと思えば、かわ、可愛いって………え?!顔が赤くなっていく私と、開いた口が塞がらない状態の金田一君。相当ビックリしました

「なに?ほら、早く食べないと休み時間終わるよ」
「お、おう」
「う、うん」

そんなこんなで顔が熱いままお昼ご飯を急いで食べていたのであまり国見君を観察できなかった

*放課後
今日は月曜日なので部活はお休みです。今日の調査日誌はここまでかなとノートを閉じる。とりあえず分かった事といえば…苦手?嫌い?な教科書は寝ているのとご飯は少食、あとハムスターが好き?な事くらい、かな?…お昼を思い出しただけで顔がまた熱い!

「名字」
「く、くくく国見君、なに?」
「何、吃ってんの。一緒に帰ろう」
「い、いいよ、珍しいね?金田一君は?」
「用事だって」
「そっか〜」
「金田一が居た方がいいの?」
「ん?どうして?」
「別に」

何故か少し拗ねた様子の国見君。私、何か嫌な事言ってしまったんだろうか…

「私は国見君との時間好きだよ?」
「は?!」
「え?」
「……」

ど、どうしよう!!国見君、黙っちゃったよ?!怒った?!あたふたしてると、スっと手を出されて何か渡される。

………キャラ、メル?


「…塩キャラメル。それやる。」
「あ、ありがとう?」
「ん。じゃあ帰ろうか」
「う、うん」

訳がわからないという顔をしていると少し微笑む国見君。



「俺も名字との時間好きだよ」









今日の分かった事、追加。国見君は私との時間が好きらしいです。



20150115





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