「本当にすまなかった!!」



あの後私は目が覚めると目の前にはこの国の結婚式で着る服を着たシンドバッド王がいた。そして私の服は眠っている間に着替えさせられたらしく、シンドバッド王と同じように結婚式で着る服に変わっていた。状況が把握できなく隣にいたヤムさんに助けを求めると状況を説明してくれた。


どうやらシンドバッド王が今回の結婚をどうしてもやりたくないとぐずりだしたらしく、誰かと結婚すればしなくてすむのでは?という誰かの発言により偽の結婚式をする事に。誰だよそんな発言したやつ。そして肝心の相手をどうしようかと考えていた時に掃除をしていた私を見たシンドバッド王は私ならいいんじゃないかと思い、私を眠らせ服を着替えさせヤムさんの魔法で私を操り式を行ったそうだ。


『いやいやいやいやいや、ちょっと待って下さい』


色々ツッコむところはあるけど…




どうして私なんですか
(ヤムさんとかピスティさんとかいるじゃないですか!!)
(ピスティは犯罪になってしまうだろ)
(…!犯罪という言葉なんて知ってたのですねシンドバッド王よ)
(名前ちゃん、落ち着いて)




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