「名前は私が結婚してもいいのか?」

『別に構いませんが』

「そうか…」


なにやら少し残念そうな顔をするシンドバッド王。え、私何かダメな事言った?別にシンドバッド王が結婚しようとしなかろうと私には関係のないこと。だって住まわせてもらってる身だし


「名前、少し私の部屋に来てくれないか」

『?はい』


私は言われた通りにシンドバッド王の部屋へ行く。


『どうかしまし「悪い、名前…」


ドンッと首に何かが当たる。急にくる目眩。なにこれ…

ああ倒れるだなんて思いながら私は眠りについた。


「本当にすまない名前」


微かに聞こえたシンドバッド王の声にイラっとした。






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