ベル編


「んぁ?呼んだ?」

「あのねっ、スクアーロがベルの指好きなんだって」

「…キモっ」

「でさ、ベルは何フェチ?」

「フェチ?」

「他人の最初に見ちゃうトコとか…こういうトコに萌えるとか」

「あー…腸骨」

「腸骨?」

「そっ」

「って…どこ?」

「腕、腰にあててみ?」

「こう?」

「そこに骨あんだろ?」

「うん」

「そのまま骨に沿って前に持ってこい」

「ん」

「腰から前の方に伸びてる骨が腸骨な」

「へぇ…」

「お前なかなかいいんじゃね?」

「何が?」

「腸骨」

「はい?」

「ここのラインとか最高っ」

「ちょっ…触らないでよ!」

「いーじゃん、減るもんじゃねぇし」

「そういう問題じゃない!」

「んじゃ王子のも触っていいから触らせろ」

「意味分かんないっ」

「いいからほらっ」

「なっ、上着捲んなくてもいいじゃん」

「この方が分かりやすいだろ」

「…あ」

「あん?」

「腸骨フェチ…分かる気がする」

「だろ?」

「ベルの腸骨萌え…」

「ししっ、そりゃどーも♪」




ただ王子の腸骨の良さを書きたかっただけ







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