私立鳩胸高等学校。(鳩胸)

「ニーハオはじめまして。歴史科担当担任鳩胸協一郎(ハトムネキョウイチロウ)です」

ってあのアフロお前かーーーい!


眉間が水分がなくなったじゃがいもみたいにしわっしわで一見すげー怒ってそうな形相。

髪は短くオンザ眉毛、薄い口は真一文字に結ばれていて余計怒ってそうに見える。

てか怒ってんのか???

白衣を纏った長身でやせ形、後ろ姿は偉く男前なのに振り向くと細い一重と鋭い眼光、眉間にある無数のシワに仏頂面。堅気じゃない。初めて見たらおしっこちびる絶対。

しかしそんな空気微塵も感じないうちのハゲ(KY)はお構いなしでドンドン踏み込んでいく。


「あ、はじめまして田中ですー。愚息をよろしくお願いしますー。あれ!?なんか眉間にじゃがいも貼り付いてますよ!アッハッハッハッハ(*゚∀゚)〜☆」

いや

てか

もう空気読めないとかのレベルじゃなくて人間としてどうよ?

恥ずかしいわ!!


そんな親父にも鳩胸は表情ひとつ変えず握手に応じる。

意外と鳩胸も動じない奴かな。






なんて

ウソウソ!
「お父さんも頭の上に春雨乗ってますよ」

ってそれ親父(ハゲ)唯一の髪ーーー!

某波○さん風の一本のやつーーー!

「しかも湯通ししてないほうの」

立っちゃってるからねーーー!

気合い入れて立たせてきたのねーーーん!

「いやっはっはっは!先生面白いですなーーー!」

親父大ウケ。

鳩胸は

「いや別に」


クーーーーーーーーーーーール!!!!!

socool!year!!

冷ーーー静ーーー!

歩みよりなし!

ただの悪口ッ!



こうやって鳩胸協一郎とのファーストコンタクトは終わった。



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