ロジ「見ているだけで……暖かい気持ちになるのに……あの子さえいなければ………」

キイロ「ねえねえそこのお嬢さん。人の兄ちゃんストーカーしないでくれない?」

ロジ「ひいっ!あ、キイロさ…っ!ごめんなさいごめんなさいごめんなさいストーカーってわけじゃなくてそのごめんなさいっ」

キイロ「そんなに謝らなくていいけど。気付かない方も気付かない方だし」

ロジ「ごめんなさい……アオさん見て帰ると……筆が進むので………」

キイロ「好きだから?」

ロジ「へ………、………っ!!!!ききききづ気付いてっ!!!!?」

キイロ「そりゃあ嫌いな人ストーカーして筆進まないでしょなかなか」

ロジ「……言わないで、ください…なんて、わがままですよね…」

キイロ「言わないよ別に。さっきも言ったじゃん、気付かない方も気付かない方だって」

ロジ「…キイロさん……?」

キイロ「なに?」

ロジ「……キイロさんも、…好きなんですか……?」

キイロ「……作家さんって、エスパー?なんて、じゃあねー。ストーカーはほどほどに」

ロジ「は、はい、すみません……っ!」