上には上が居る訳で、何処に行ったって俺は除け者扱い。
これといって、褒める所はないし。まぁ、けなす所なら当たり前に沢山ある。
一度、友人に無茶振りで聞けば「お前は話し易い、とか。」何とか。
自慢出来る様になりたい。
絵だってうまくないし。容姿だって特にない。
頭もそんなによくない。
線だって真っ直ぐに引けません。
そう、普通の中の普通。
か下の中の下。
いつだって、みんなの背中を見ています。
実行に移して、音楽始めてみました。
けして、上手くはないけど吹けないやつよりは吹ける様になりました。
後輩よりは下だけど。
何処にいっても、上下ある訳で競争社会とか。
はぁ、何ですか。と思ってしまう。
頑張ろうとしてないから伸びないのも知ってる。
目標も高いのも…、いや、そんな高いものでもないか。
なよなよ吐いているだけ。
そう、ちょっぴり羨ましいだけ。
そりゃ、くだくだ言って無機質な生き物のわたくしですがこれでも人間です。
欲の塊なのです。
あれも、これも羨ましい。
何やっても、ぐずだから聞いてみました。
「なぁ、何か長所あるか?笑顔とかなしな。」
まだ、人生始まったばっかり何だから。と。
もう、随分と生きていますよ。奥さん。
確かに、世間からしたらまだ僅かしか生きてはおりません。
だが、俺にとっては長い道のりを歩いてきたのです。
特に、これといって何もないけど。
快挙なしたとか、賞とったとか。
人生のグラフは綺麗な1本線だけども。
みんながみんな思った生き方してる訳ではない。
自分だけとかないけど、おせんちな気分になっちゃって。
そんな、俺の頭の中。
何にも持ってない、一文無しの、この、私ですが。
頑張って生きています。
必死にもがいて生きています。
がむしゃらにもがいて生きていれば、いつか、水から上がりでるチャンスがあると思っているのです。
些細なことだっていい。
自分だ気持ちい、楽しい。
人生にふわりと光射せば。
3日目
小説・詩ランキング