The Solar System |
1 その広く狭い世界の99.9%を占める頂点 2 霊魂を導く水銀の川 3 愛した青年を亡くし流した涙はブロンズの薔薇となった 4 真っ青な生命体 5 見目ばかり美しい激情に駆られる鉄の刃 6 恋多き幸福をもたらす最高神 7 不幸と憂鬱を纏った瞳は鉛の塊 8 母であり妻である大地の怒りを買った天空 9 荒々しい海の神は家族想い 10 陰気な冥界の王の容赦ない裁き (ぐるぐる回れ、太陽が輝きを失うその日まで) ※太陽系の説明(ちなみに英題の意味は太陽系) 1=太陽。太陽系の質量の99.9%を占めるそうです。素直にスゲー!と感嘆してしまう数値ですね。 2=水星とその象徴であるギリシャ神話のヘルメス、錬金術での水星の意味の水銀を組み合わせてみました。ヘルメスは死者の霊を導くほか、泥棒の才能を持ち、神々の間の伝達係も担っていたようです。 3=金星。その象徴であるギリシャ神話のアフロディテの有名な悲恋のエピソードと錬金術で金星と関連する銅を合体。愛と欲望の女神なので、恋多き女神。 4=地球。 5=火星。象徴はローマ神話ではマルスですがギリシャ神話ではアレス。マルスは好印象の軍神ですがアレスは美男子なものの少々間抜けな上に残忍という結構最低な軍神。アフロディテの浮気相手の一人。 6=木星。その象徴はギリシャ神話の最高神ゼウス。浮気しすぎて奥さんがしょっちゅう怒ってたというのは有名ですねww 7=土星。象徴はギリシャ神話ではクロノス。息子のゼウスとの戦いに敗れ奈落に押し込められたティタン族の頂点。時間の概念と同一視されがちですが、発音が似ているだけで別物だそうです。 8=天王星。象徴はギリシャ神話ではウラノス。己の醜い容貌の子供達を奈落に閉じ込め母であり妻であるガイアの怒りを買い、息子のクロノスに性器を切り取られ失脚(←生々しい上に血生臭いエピソードですよね^^;)。 9=海王星。象徴はギリシャ神話ではポセイドン。海の神でありながら、地震も彼が起こしていたという程気性が激しい。一方で家族想いな一面もあります。 10=冥王星。2006年に準惑星に降格してしまったので入れるかどうか迷いましたが折角なので。象徴はギリシャ神話では冥界の王ハデス。 |