「ねえねえつーくん。ぼくとつーくんがフュージョンしたら、どうなるかなあ？」
「えー？……まず性別がどっちになるかじゃない？」
「うーん。女の子じゃないかな、男は女の変異っていうし優性だし」
「はい。じゃあ次はなまえだ」
「みおとつなよしだからミーナ！」
「頭はみお譲りでいいんじゃないの？」
「じゃあ運動能力は死ぬ気のつーくん！そしたらぼくたち最強だったねえ」
「誰も適わない最強のフュージョンって？ゴジータには負けそうだけどな」
「クールにはなれないね。自分でいうのもあれだけど、性格絶対悪いよう」
「うん、おれとみおだし」
「あはは、ひどーい！…………ねえねえ」
「うん。」
「ぼくたちふたりじゃなくてひとりで生まれてたらそうなってたかなあ？」
「……………さあ。生まれてないからわかんないよ」
つまりは考えても仕方ないということですが！
「案外フュージョンじゃなくて、ポタラであたま悪いのが生まれてるんじゃない？」
「あは！そしたら幸せだったねえ！」
みおはつなとフュージョンしたい。
そしたら幸せだったと信じてる。
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