「ティエリア」
「どうした、刹那」
「今日はポッキーの日らしい。ポッキーの日とはどういうものなんだ?」
「そんなことも知らないのか。某菓子会社のポッキーという商品の細長い形状と11月11日の1が似ていると言うところから勝手にその菓子会社が作っ、」
「で、その日には具体的に何をするんだ?」
「説明の途中だぞ。万死に値する。具体的にはポッキーを食べると言うだけの日だ」
「ここにポッキーが有る」
「用意が良いな」
「ただし、一本しかない。ライルがティエリアと食えと言ってくれたんだが、二人で食べるにはどうすれば良い?」
「決まっているだろう」
「…!ティエリア!?おい、待て……!」

 ぱき、ぱき、ぱき。

「こうやってチョコレートの有るところと無いところを分けて、更にそれらを二等分ずつして分ければ均等で平等だ」
「なるほど」






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