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「あっ、……ヤッ」


一気にズボンと下着を取り払われ下半身を露わにする。


「ンッ、ふぁ……ア」


自身を口に含まれ身体中に電撃がはしったみたいになった。

顔を前後に動かされると快感がせまってくる。

ぴちゃぴちゃときこえる卑猥な音も鼓膜を犯す。


「ぁっ、アッ……出ちゃ、イッちゃう」


汁がだらだらと溢れ限界が近かった。

賢人は鈴口を舌で抉りつづける。



「ぁん、や……イく、ァァアン……!」



とうとう俺は白濁の液を賢人の口のなかにだしてしまった。

息をきらしていると、ゴクという音がきこえたから見てみると俺のを飲んだようだ。

焦って目をパチクリしている俺を見て口元を微かにあげ、


「文哉のだから美味いよ」


と言われた。

そして恥ずかしがる暇もなく後ろの蕾に指を宛がわれる。


「え?ァ……」


ツプンと指が中に侵入し、いまだに慣れない奇妙な感覚がした。

だけどそれはだんだんと快楽に堕ちていく。


「ンア、ふっ……」


賢人のゴツゴツした指で掻き混ぜられ秘部の中は蕩ける。



「ふぁん、ァっ……ヒャッ!」



ある1か所に当たり俺は無意識に嬌声をあげた。


「見つけた」

冷静な声音でそう言うとそこばっかり責めてきた。


「アッ、ァン、ァアンッ……」

「そろそろいいかな」


そう言って指をぬかれ喪失感でいっぱいになっていると熱いものが当たった。

そして一気にソレを挿入された。



「ァァッ、あつ、ンア……!」



指とは比べ物にならない程の質量感で俺を満たしてく。

部屋には肌がぶつかりあう音が響いている。



「アッ、ァ……賢人……好きっ」



本当の事だけれど知らず内にそう口から言葉がでていた。



「……俺も好きだよ、文哉……ッ」



そうしてその晩は身体が果てるまでお互いを求めあった――。



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