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tuiki...

2020.05.16
いつもいつもお気遣いをたくさん頂き恐縮です、ふふさんこそお仕事大変かと存じますが、どうかお身体おいといくださいませ…!
忙しい〜と口に出すことにより緩和される質なので、まだそう言っているうちは華があると思って頂ければ……。つまりふふさんにご心配頂くばかりか提出頂いた作品を読ませて頂きまして一層元気です!さっそく元気よく感想を綴らせて頂きます。

導入からパンチを頂きました。私、こういう書き方が大好き侍と申します。そして転生ネタもとても好きなのでありがとうございます。ふふさんは語彙力といいますか、形容の選び方がきれいだなと感じています、特に前世を思い出す文章の流れがうつくしいのでじっくり読んでしまいました……。煉獄さんの見目の形容といえば、私もなのですがよく獅子を引き合いに出しますが、「秋の落ち葉」に例えられたのを拝見したのは初めてで、それだけでなく「秋の落ち葉のような鮮やかな黄金色と赤色を溶かした髪」という形容、素敵すぎやしませんでしょうか……。彼の最期を知っている身としては余計に秋という哀愁の詰まった季節への比喩が胸に刺さりました。
高校に入学して、煉獄さんを探す夢主さんの頭の片隅には常に煉獄さんが居て、新しい友人との会話の中にすら想起される煉獄さん、罪深い男ですね……。だというのに更に覚えていない。罪深々々な男です。
ボタンに絡まってしまった夢主さんの髪を、あの無骨な手が丁寧に解く様子と、思い出してくれないことからか、切ってもよいと涙ぐむ夢主さんの心が切ないです。触ってほしかった願いが叶ったのに煉獄さんは覚えていないのですね……。演出にやられました。
煉獄さんが思い出す出さないに限らず、この先二人は幸せになるのだろうなあと、でも、もし思い出さなくても煉獄さんは夢主さんのことを大好きになるのかな、と早く夢主さんの十年オーバーの気持ち、ぶつけてられて目を回して欲しいと思える優しいお話だと感じました。

掲載とってもお待たせしまって申し訳ありません…!この度は当企画へのご参加、本当にありがとうございました。機会がありましたらまたのご参加をお待ちしております。
ふふ様のこれからの執筆活動がより素晴らしいものとなりますよう、お祈り申し上げます。

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