tuiki...
誕生日の話、本当は夢主さんの死ネタにしようと思ったのですが、これは人を選ぶなーと思ったので煉獄さんにざっくりしてもらいました。あの人、市井の人を守るためなら何も躊躇せず庇うのだろうなという解釈ゆえにです。解釈違いでしたら申し訳ない。
まだ庇護下に居るべき時分から一人となり、守ってくれる大人のいない煉獄さんですから、恋の悩みなど誰にも相談できず、一人で拗ねてしまうこともきっとあるんだろうと思いました。幼稚で、後ろめたくて、そのせいでだからこそ他人に相談するべきことでもなく。頼る相手は、きっと夢主さんになっていたはずなのですが、夢主さんに対する感情を彼女に話すわけには行かず悶々としていたのかな、という想像の結果です。
煉獄さんの誕生日に更新するので、煉獄さんの誕生日、と見せかけて夢主さんの誕生日にしたのは遊び心です。当初のまま夢主さんの死ネタならば、煉獄さんの誕生日にしようとしたのですが、話を進めていった結果このような形に収まりました。
また、タイトルの凛冽は寒さを形容する言葉なのですが、敢えて作中は夏を描写することで対比を持たせてみました。凛冽で夏と対比させるも、二人が仲直りをして寄り添い合うのは寒さ解ける春、というイメージです。
思いつきで駆け抜けたようなものなので、他の皆様と比べるとさしたる特色もありませんが、誰かに気に入って頂ければ幸いです。
改めて、煉獄さん、誕生日おめでとうございます!
そしてこの企画に参加頂き閲覧くださる皆様に、たくさんの感謝をお伝えしたいです。ありがとうございました!
主催:ずを