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同田貫(刀剣):「おまえはよいちちをしているね」は?聞き間違いかと主を見つめる。主は少し寂しそうな表情をして目を伏せた。「私は審神者で親無しだからね。知らないんだ」主の言葉に合点がいって視線を落とす。「親父ったって刀匠ってだけだ。記憶なんて…」「ちょっと揉ませてくれない?」あ…?

マルコ(OP):「マルコ好きだ!」今日も奴が俺に告白する。3m先のマストの影から顔を出し涙に潤んだ目でこちらを見つめる奴に大きく息をついて一気に駆け寄る。「あああ!やめて!こっち来…ぶぇっくしょ!来ん"なっで!」泣きてえのはこっちだよい。さっさとその鳥アレルギー治して出直してこい

ドフラミンゴ(OP):とても無防備な所を晒されている自信がある。昔とは違って、この大きく凶悪に育った男の繊細な部分に触れているという事実が楽しくて仕方ない。その気になればいつでも彼に酷い事を出来るのだ。堪らないね?「痛かったら手をあげて下さいね」そんな私は彼かかりつけの歯医者さん

宮田(警笛):「愛してるんです」哀願を込めて彼を見上げる。「貴方のことが好きで堪らなかったのです」心を込めた告白にも先生は眉ひとつ動かさない。俺は泣きたい気持ちで懇願を続ける。「どうか土を被せるのを止めちゃくれませんかね?」殺人現場盗撮した位じゃ愛は揺らがないが死にたくはないんだ

イゾウ(OP):「月が綺麗ですねぇ」不寝番の最中何となく空を見上げて呟いた。言ってからそいえばこれ告白のなんちゃらだったな、とふと思い出す。まあこの世界に漱石なんていないから知らないか、とイゾウさんを振り向くと柔らかな笑みとかち合った。「俺もだ」…んーと?その返答はおかしくない?

バッター(off):「バッター使命は逃げない」「そうだな」「だから焦らず行こ?」「だめだ」「ブー!」バッターはつれない。俺はそんな彼と長ーい旅をする。一緒に居るだけ。ただひとつの仕事は、スイッチをカチッとすること。「好きな人とはずっと一緒に居たいよねぇ」何処のスイッチかはお察しで

黒木(rkrn):「庄ちゃんたら相変わらずお利口さん」久々に生家に帰った彼を見つめ目を細める。何言ってるんですか、と笑う子供は健やかだ。あの学園に行ったと聞いたから悪い遊びくらい覚えたと思ったのに。この調子なら俺の正体はもう暫くバレずに済むだろう、と笑顔で買い付けた炭を受け取った

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