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▼ 俺とお前はつまり阿呆

「なぁ、尿道って気持ちいいのかな」
「ぶふっ」

飲んでいたジュースを思わず吹き出す。篠田は汚ねぇなと笑った。いやお前のせいだよ。

「…懲りてないの?」
「なにが?」
「俺のせいで散々泣いてたじゃん、お前」

そう。あの日…二人で前立腺を試す、なんて馬鹿げた行為の後。俺は嫌がる篠田を押さえつけ、無理矢理最後までヤってしまったのである。

目の前であんな風に痴態を見せつけられて我慢できるはずがない。思春期高校生の性欲舐めんな。

まぁでも、いやだいやだと泣くこいつを無視してめちゃくちゃに犯したのはさすがに反省している。もう二度としない。

…そう、誓ったのに。何を言い出すんだ、この男。

「だって気持ち良すぎて死ぬと思ったもん、まじで。別に嫌だったわけじゃないんですよ大浦さん」
「あぁそう…」
「でね、尿道ってやつが良いらしいって話を聞いて」

どっから聞いてくるんだそんな話。いかがわしいホモ情報サイトとか見てんのか?

「…」
「…」
「…試す?」
「おう!」

キラキラと期待を込めた眼差しで見つめられ、耐え切れずに折れてしまう。…篠田、お前やっぱり馬鹿だよ。



「うっ、ひあぁ、あっ、おお、うらぁ…!」
「…ぐっちゃぐちゃじゃん」
「あんッ、あ、その、裏のとこ、もっとこすってぇぇぇっ」
「ここ?」
「んはぁっ!!そこぉっ!!」

後ろから抱きかかえるようにしてチンコを弄る。俺の足の間でびくびくと跳ねる篠田の下半身は丸出しで、ちょっと間抜けだ。

ものすごい量の先走りと、ローション(何故こんなものを持っているかは聞かなかった)のおかげでぐっちゃぐちゃなそこを、指と掌全体を使ってさらに乱れさせる。ぐちゅっぐちゅっとその度に音が鳴った。

「…篠田、にょーどー、試すんじゃないの」
「あっあっ…ひう…、そ、そこに、あるやつ、入れて」
「これ?」

篠田が指さした箱に入っていたのは、細長い棒のようなもの。お前なんでこんなもの買ってんの…馬鹿じゃん…。

「入れてって、どこに」
「尿道…」
「は?これを?本気で?」

こんなの入れたらちんこ壊れるんじゃないのか。心配する俺に、彼はいいから入れてと卑猥な台詞を吐いた。…そんなにやりたいなら自分でやれよ。

「じゃあ、入れるよ…?」
「んっ」

恐る恐る。棒を先端に添えて力を込める。うわ…本当に入るのか、こんなとこに。

少しずつ埋まっていくそれ。目の前の光景に一種の感動のようなものを抱いていたら、篠田が大きな悲鳴をあげた。

「い゛っ!?」
「え」
「いっでででででで!いだい!いだいっ」
「えっ、ちょっ、どうすれば…あっ」
「あぐ…ッ!」

やっぱり痛いんだ。早く抜いてやらなくては、と棒を握りなおすものの、力の加減を間違えてさらに奥まで入り込んでしまう。ごすっと篠田の後頭部が俺の鎖骨にぶつかった。こっちまで痛い。

「ご、ごめん」
「うごかすなぁ…あ゛ぁ゛っ」

荒い息を吐きながら歯を食いしばる篠田。…しかし、痛い痛いといいつつそのちんこはガン勃ちである。本当に、こいつは。あほだ。あほにちがいない。

…やばい。めっちゃ興奮してきた。だって篠田、すげーえろい。

「う、ぐ…あっあっ、あぁぁっなにっ!?」
「自分が入れてって言ったんじゃん…最後まで責任持ちなよ」
「いぎゃっ、いだいぃ…おおうらっやめろぉっ、んぐ!?」

棒をゆっくりと抜き差しする。痛そうだから、できるだけ優しく。でも決して手を止めることはしない。誘ったのはこいつの方だ。

「やだ!あううっ、やだぁっ!うぎっ、ぬけっ!ぬけよぉ!」
「…」
「〜〜〜ッ!!!!」

前言撤回。あまりにうるさいから一気に突っ込んでやった。声も出せずに仰け反る身体。涎がその顎を伝う。

「えっろ…」
「ひゃぁぁぁぁッ、しぬっしぬっしぬぅうううっ!」
「良くなってきた?」
「いくっいくっ、あぁぁぁっ、いくのにぃっ!」

ぐちゅぐちゅぐちゅ。中を掻き混ぜている棒のせいで、射精できないらしい。あー、かわいそう。

「ひんっ、でないぃぃ!やらっ、やらっ、ぬいれよぉっ!」
「そんな出したい?」
「うんっ、ちんぽ、せーえき、だしたいからぁっ!おおうら、ぁぁっ」

終いには泣き出してしまった。…まぁ、いいか。これくらいでやめにしよう。すっごい辛そうだし。

ずるずると思いっきりそれを引き抜く。

「ひっ…あぁぁぁっ!でる!でるううううう!」

のたうち回りながら絶頂する篠田。棒が出ていくと同時に、こぷこぷと白い液体が一緒に吐き出されていた。

「あ…はぁ、はぁ…」
「どうだった?」
「にょ、にょーどー…さい、こう…」

やっぱこいつ阿呆だ。

「じゃあ、今度は俺もイかせてもらおうかな」
「あっ…大浦の、あつい…」

でも、こんな奴にちんこ勃ててる俺は、もっと阿呆だ。


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