小ネタ | ナノ

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3rd May 2016

小ネタ



伊「突然失礼致します。2-Aの西園寺と申しますが…」
藤「(西園寺の保護者か)どうなさいました?」
伊「本日使う予定だった教科書を忘れた、とのことでして…持ってきたのはいいのですが、どちらに行けば良いのか分からなくて」
藤「あぁ、こちらでお預かりしますよ。後でお子様に渡しておきます」
伊「お手数をおかけしてしまって、大変申し訳ございません」
藤「いえ、とんでもありません(えらく丁寧な奴だな。っていうか保護者の割に西園寺と全く似てない)」
伊「では、どうぞ宜しくお願いいたしま…うっ」
望「会いたかったぞ伊原。マイスウィートハニー」
藤「(あぁ、噂の…)」
伊「やめ…っ、貴方授業は!?」
望「さぁもう一度僕の苗字を名乗って。西園寺です。リピートアフターミー」
伊「人の話を聞きなさい」
望「西園寺です!!!!言え!!!!」
伊「なんでですか!!」
望「お前が僕の苗字を名乗るなんて、夫の留守中に電話に応対する妻っぽくて素晴らしい!!!」
伊「シチュエーションが細かい!!」
藤「(なんなんだコイツらは…)」

九「おーい西園寺、次移動教室だぞ」
望「あぁ、先に行っておいてくれ。僕は忙しいんだ」
伊「あっ…く、九条様じゃないですか!ご挨拶を…」
望「そんなものはいい。僕を見ろ」
伊「離せ変態…っ!!!くっ、力が強い…!!」

藤「九条」
九「んぁ?なんだよセンセー、なんか用?」
藤「これ、後で西園寺に渡しとけ」
九「なにこれ?教科書?」
藤「西園寺の忘れ物だそうだ」
九「本人そこにいるじゃん」
藤「いや…ちょっと…」
九「?」

望「そうだ、この機会にこの学校中にお前が僕のものだっていう証明をしておこう」
伊「そんな無駄なことはなさらなくて結構です!ほら授業に行ってください!」
望「無駄なこととはなんだ!!」
伊「そんな証明などなくとも、私は貴方のものだと言ってるんです」
望「い、伊原…っ!!」

藤「ちょっと…本気で関わりたくない…」
九「あぁ、そう…(こんなに気まずそうな顔してる先生初めて見た)」

この四人で小ネタ書くと大体藤城が不憫キャラになるから楽しい。あと九条は散々昔から見てるので慣れてる。
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