小ネタ | ナノ

ADD



3rd May 2016

小ネタ



藤「すまないな。手伝ってもらって」
望「いえ、これぐらい手伝いのうちに入りませんし」
藤「次の時間もこの資料を使うから、授業の前に取りに来てもらってもいいか」
望「分かりました」じっ
藤「…なんだ?そんなに人のことをじっと見て。俺の顔に何かついてる?」
望「藤城先生は、確か29歳でいらっしゃいますよね」
藤「あぁ」
望「29歳というのは、やはり体力的に十代とは違いがあるものなのでしょうか」
藤「…三十路目前と十代じゃ随分差があると思うぞ。運動をコンスタントに続けている人はどうか知らないが」
望「…ふむ。ではセッ…いや、失礼。性行為の回数も減るものですか」
藤「…まぁ、ガツガツはしないだろうな」
望「ガツガツさせるにはどうしたらいいでしょう」
藤「(何を言ってるんだこいつは)」
望「僕の恋人が先生と同い年なもので。是非参考までにアドバイスをお聞かせ願いたい」
藤「…随分年の差があるんだな。でも俺は男だから、女性のことに関するアドバイスというのは…」
望「僕の恋人も男ですから大丈夫ですよ」
藤「…」
望「先生?」
藤「…男?」
望「はい」

九「あっ、先生なにしてんだよ!」
望「九条」
九「西園寺、お前何言ったわけ?先生固まってんじゃん!」
望「恋愛相談をしていただけだ」
九「はぁ?またいはらさんの話かよ。うぜーんだよ」
望「伊原はうざくない」
九「おめーだようぜぇのは!!」

藤「…(金持ちはホモに走るのが普通なのか?)」

九条と望はお金持ち同士だから、昔から社交パーティとかで顔見知りだと面白いよね。
BACK


PREVNEXT
TOP