拍手ログ その3


スペジョスペ古典文学パロ
枕草子の一節をスペジョスペ変換してみた


D・スペード参りたまひて

D・スペードがジョットの元へ来て、扇の骨を献上する時に、
「ンー、この私が、素晴らしい扇の骨を手に入れました! 骨に紙を張らせて差し上げようとしましたが、ありふれた紙を張る事は出来ませんので探しているのです!」
と大袈裟な身振り手振りを交えながら自慢気に言った。
「どのような物か」
とジョットが尋ねると、
「ンンー、何から何まで素晴らしい物でございます。『全く今まで見た事のない骨だ』と人々も申しております。ンー、本当に、これ程の物は見た事がありません!」
と、あまりにも声高々に言うので、
「なら、それは海月<くらげ>の骨なんだな」
と傍にいたGが馬鹿にしたように言った。
「ンン〜ン、良い事を言いました、G! それは私の言った言葉にしておきましょう!」
しかしスペードはそう言って笑っただけだった。
「「………」」
ジョットもGも黙る事しか出来なかった。

めでたし!\(^O^)/\(^O^)/←

元ネタは枕草子。
D・スペードを中納言に変えたのが元のタイトルです。

10.11.6.


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