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今日は、中距離射撃のテストです!
そして、射撃はわたしの唯一の得意分野
がんばるぞ!!



「中距離射撃は、ヘッドフォンをつけて行う」

先生の指示通り、最初の人たちはヘッドフォンをつけた。

「そして、あの的を狙う」

先生が指したのは、人形の的(おおざっぱに言うと)。
肩の部分を狙うらしい。

「はじめろ!」

先生の合図とともに、銃声が響き渡る。

「なんかすごいね」
『そうだね、葵ちゃん』

みんなきれいに的に当ていく。

「次、遠山唯月やってみろ!」
『はい!』
「唯月、頑張ってね!」
『ありがとう!葵ちゃん。いってきます』

ヘッドフォンをつけて、的の前に立つ。


ジャキッ


ジェリコ941Fを、二丁構える。


バララッ
バララッ


的に向かって、発泡する



700発撃ったあと

「はい。終了」

と先生に言われた

「唯月お疲れ〜」
『天馬くん、お疲れ〜』
「どうだった?」
『やるだけやったかな...?』
「元気ないね。唯月らしくないよ?結果はまだ来ないんだし、唯月のことだからなんとかなるよ!」
「そうだよ?射撃だけは得意なんだらかさ」

天馬くんとマサキくんが励ましてくれる。

『てか、射撃だけ言うな!!』
「それでこそ、いつもの唯月だよ」
『ありがとう!結果発表まで練習を頑張るかな』
「頑張って!」





こうして、強襲科としての生活がスタートしたのです。

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