Original Characters
アリス・イデラル
「あ、おっかえりー。ご飯の用意できてるよ――ってつまみ食いすんなこの馬鹿!」
「いや死んだとかマジありえないから。笑えない冗談とかないわ、今日ご飯抜きね」
「ねえ帽子屋。あんたのお茶会で出てくるものって、口に含むものは最高だけどそれ以外はまるで駄目よね」
名 前 ‐アリス・イデラル
性 別 ‐女
誕生日‐4/1
年 令 ‐20歳
身 長 ‐164cm
性 格 ‐ひねくれ者、我儘
一人称‐私
二人称‐あなた、あんた、呼び捨て
趣 味 ‐料理、読書
好 き ‐本、お菓子、紅茶
嫌 い ‐不自由、勉強
大 罪 ‐虚飾
その他‐憂鬱も持ち合わせていたが14歳の頃芋虫に奪われた。
バス通いの大学生。
表面上はとてもいい子だけど、実際はひねくれ者で我儘。
でも我儘の度合いはそこまででもなく、ちょっとしたおねだりレベル。
現実世界では自分に嘘をつき"素敵で優しいアリス"を維持し続けている。
自分を出せない現実世界が嫌で嫌で仕方ないアリスにとって、夢世界が全てでありアリスの居場所でもある。
夢世界では時計うさぎの家に住んで、うさぎの家を出て城に行ったメアリの代わりに家事を担当。
"暴食"のうさぎの世話は大変(主に食事面が)だけれども、料理が大好きなアリスにとっては全く問題ないらしく、毎日楽しんで家事をこなしている。
…で、何だかんだで気がつけば時計うさぎの奥さん状態。
いつも時計うさぎのくれた金色の懐中時計を首から下げている。
* * *
ある大雨の日の朝。
いつものように大学へ向かうバスで寝ていたら、交通事故に巻き込まれてしまいそのまま死亡。
その時夢世界にいたせいでアリスの魂がそこに取り残されてしまい、アリスは夢世界で生き続けなければならない事に。
勿論事故で死んだなんて事がアリスにわかるはずもなく。
現実世界に戻れない事を不思議に思いつつも、アリスは特に気にする事なく夢世界で数日を過ごした。
そして戻れずに一週間。
戻れない原因を調べてきた時計うさぎに自らの死を教えられたがアリスは信じず。
それから数ヶ月、どうやっても戻れないのでようやくアリスは自らの死を理解。
しかし死んだのにも関わらず夢世界に居られる事に疑問を感じつつも、自分ではどうしようもないのでアリスは夢世界の住人として日々を生きる事に。