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幸せの食卓

「アルトや」
「なんだ」
「いつも美味しいご飯を作ってくれて、有難うなぁ」
「ふふ、どういたしまして…と、言いたいが、わらわこそ美味しそうに食べてくれて有難うと、お礼を言いたいな」
「ほっほっほ…それはアルトのご飯が、誰の料理よりも美味しいからに、決まっているじゃないか」
「何だ。そんなに褒めても、何も出ないぞ?」
「そうかい?儂にはアルトの笑顔が見えるがのぅ」
「……アズ、いつからそんなに気障になった」
「おやおや…気障とは、初めて言われたわい」
「か、からかってないで!早く食べないと、覚めるぞっ!」
「ほっほ、そうだなぁ」
「……フンッ」

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執筆:2014/06/18

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