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兄貴の悩み
「兄貴！？」
「っ！」
「怪我っ…！」
「ベホイ「ベホマっ！」
その後―――
「どうせ私はベホイミしか使えないのだ…」
「あ、兄貴…」
「お前はベホマが使えるというのに…」
「だ…大丈夫だって！オレがベホマ使える分、兄貴のＨＰ高いんだからさ！」
「だが、ＨＰが高くても痛恨の一撃などを連続してやられれば意味がない！！」
「…それはやっぱ、避けるしかないんじゃないか？」
「避けられれば苦労しないが？」
「何だよ、オレなんか痛恨の一撃を出されたら即死だぜ！？兄貴は回復すればすむんだからいいじゃねーかよ」
「だが回復する量がベホマとベホイミとでは全く違う」
「だったら兄貴はテンションを上げればいいんじゃないか？」
「テンションを上げているうちに攻撃される」
「それはそれでしょうがないと思う」
「それに、テンションを上げてる時に死んだらどうするんだ？」
「その時はオレがザオリクするから平気だろ」
「お前なぞの助けなんて必要ないっ！」
「へぇぇ…ベホイミしかできないのに？」
「…うるさい」
「何だよ〜。オレはベホマにザオリクに色々使えるから兄貴の役に立つと思うよ？」
「うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいっ！そんなに手伝いたいなら勝手にすればいいだろう！私はもう寝るからな！！」
「（…ラッキー♪）」
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執筆：2006/？/？