懺悔


caution

この作品は、2012/12/21発売の@バンチ2月号を読んで書いたものです。所謂ネタばれ要素が入っています。大部分がsweetieの妄想です。

「単行本派なの!!」
「ありえない!?」

と今の時点で感じられるお嬢様は、直ちにお引き返しください。万が一本作品で気分を害されましても、責任を負いかねますことご了承ください。

「ばっちこーい!!」

と言ってくださる、果敢なお嬢様はお進みください。楽しんで頂けると幸いです。    
By Sweetie

















神様、私は罪を犯しました。決して許されることのない罪です。

私はー



「ねぇ、ジンジャー」

「ど、どうしたのナナシ?」

「本当に、本当にエリカって人だったの?」


エリカさんーデリコさんの生き別れだと聞いている。

そして

「ナナシ」

「何でしょう?」

「S級がジンジャーだけだときつい。次はお前にも出てもらう。」

「ーYes, sir.」




彼の探し人だと…






「ナナシちゃん!?」

「下がってくださいっ、ウオリックさん…!!」

綺麗な顔。デリコさんに似た容姿。

「邪魔しないで。」

「無理な相談、よっ!?」

何も映さない表情が残念だー

「エリカ!」

駆け付けた彼の声に味方の意識がそれた

「サー!!?」

ジンジャーの叫び声。私と対峙していた彼女は、サーに狙いを定めていた。


「エ、リカ?」

「うっ…」

「―悪く思わないでね。」

サーとエリカさんの間に入った私。手にした愛刀が彼女の首を刎ねた。


「よくやったナナシ。」

「ありがとうございます。」


気分は晴れない。私はデリコさんの目の前で、彼の大切な人を殺した。視界の端には亡骸を見つめるデリコさん。表情は見えないが、哀愁漂う背中がすべてを物語っている。

「ナナシちゃん?」

「ウォリックさん…私、」

「あれは、しか「すみません、帰ります。」

慰めは惨めだ。現実は変わらないのだから。






あぁ、神様。私は罪を犯しました。決して許されることのない罪です。

私はー


彼の幸せを奪いました。






あとがき
本誌読んで、出てきた物です。

「ちょ、ニコ!?」なーんて言いながら、店内でニヤニヤww

恋人はサンタクロース〜♪なクリスマス真っ最中(自宅警備員なうw)にもかかわらずなブツでしたが、読んで下さってありがとうございました!!


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