今日もU-NASAは
○月×日
とある廊下には、ミッシェルになじられる小町艦長の姿。
とあるシャワー室では、アシモフ率いるロシア勢が気持ちよく汗を流している。
今日もU-NASAは平和であった、ある談話室を除いて…
「おっ、ナマエ!!そんな暗い顔してどーしたんだよ?」
「はっ!?さては、叶わぬ恋をしているのか!この俺にっ!!???」
「それはないから。あんたは黙ってなさい。」
「シーラ…」
「「はい、無視っ!!!!」」
元気印マルコスと、その手綱を握るシーラとアレックスが談話室で発見したのは、奥のソファで景気を失くしたナマエの姿。
『どっからどう見ても、幼女だよなぁ…』
塞ぎこむ彼女の姿は誰が見ても10代前半と答えるだろう。が、しかし、彼女はこれでも自分達と同じ歳らしい。東洋人は幼く見えると聞くが、これはもう詐欺だとアレックスは常々思っている。
「今日、ホゴシャはいねーのか?アカリとかアカリとかケイジとか!」
「保護者?燭はトレーニング。慶次は…」
『あ、保護者の慶次さんと何かあったんだ…』
慶次の名を出した途端、一層周りの空気が淀んだ。
「なんだよ、ケイジにフォーリンラ「あんたは黙ってなさい!」」
何処までも恋愛と繋げたいマルコスを拳で黙らせたシーラ。アレックスはそれを見て、顔を青ざめさせている。
「シーラ、どうしよう…」
「ど、どうしたのナマエ?慶次さんと何かあったの?」
優しく問いかけるシーラに、絶望の表情のナマエが口を開いた。
「食べちゃった、慶次…」
固まるとはこのことだろう。3人が再会した時の暖かさとは違う、思考が停止する系統のフリーズ。
「え、食べちゃったって…?」
「だ、誰が、誰をっ?」
「え、ナマエが慶次を。」
「食べちゃった、の?」
「うん。」
『『『待て待て待て!!??相手ボクサー!え、こんなナリして攻めなのこの子!?』』』
もしかして、慶次のほうが受けとか!!と混乱する3人。
「な、なんでそんな事になったんだ?」
勇者アレックスが尋ねた。
「艦長が、食べてみろって…」
「「「艦長!!??」」」
艦長命令なの!?え、視姦!?三角関係!!??などと、頭の中はカオス。シーラに至っては、想い人の名が出た時点で固まり再起動には至っていない。
「どうしよう、シーラ…?」
ある談話室には、固まった3人とそれに気づきオロオロするナマエ。
今日もU-NASAは平和である。
(ど、どんなんだった…?)
(ちょ、マルコス!!)
(子持ち柳葉魚みたいな味。)
(コモチシシャモ??)
(うん。海老のお寿司とは違ってた。)
(((SUSHIかよっ!!!!!)))
あとがき
相変わらず慶次さんの扱いが雑でごめんなさいです!!!!!こ、こんなんだけど、ちゃんと愛はあるんです(T-T)
今回のネタは、食べれないとか言ってたのに、食べちゃったsweetieの感想でした…。個人的に子持ち柳葉魚ぽい味だなって思いました、はい。
駄作でしたが、お目通しありがとうございましたぁぁああ!!!!!