レーンの上
「ねぇ、慶次、燈。オスシ食べに行きたい。」


ナマエちゃんは寿司が好きだ。よくわかんねぇけど、初対面で俺と燈君が食ってた寿司が美味しかったらしい。それから、俺らが2人して暇なときはこうやって誘ってくる。


「いいねえ。いつもの所でいいの?」


「うん。燈もいい?」


「おう!マルコス達も呼んでくるぜ!!!!」


そんなこんなで、最初の3人とミッシェルさん、マルコスの5人で行くことになった。何故ミッシェルさんがいるのかは、燈君の腫れた頬で察しがつく。うん、ごめんな燈君。


「ナマエ、アボカドロールが来たぜ。」


「ほんとだ。ミッシェルさん半分こしよう。」


レーンを回る寿司皿。日本では見ないネタも数多く回っている。ミッシェルさんはアボカドロールを気に入ったらしく、ナマエちゃんと仲良く分けっこ中。ほわほわした雰囲気っていいよなぁ。


「あ、慶次が流れてる。」


ぽつりとナマエちゃんが零す。一瞬空気が止まり、マルコスと燈君が吹き出した。


「ナマエちゃん?」


「慶次がいっぱい。あ、アシモフさんもだ。」


なにがなんだかわからず、彼女の視線の先を見る。そこには5つ程並んだシャコに続いてカニがレーンの上を流れていた。



レーンの上



(ぶぁっはっは、ナマエサイコウ!!)

(汚いぞマルコス。ナマエも、シャコとカニに失礼だぞ。)

(ん。あ、燈が窓に体当たりしてる。)





あとがき
よくわからないですね。私もよくわかってないです。ただ、私はこれのせいで食べれるネタが減りました(笑)


お目汚し失礼しやしたぁぁああ!!!!
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