小五郎;君が代に有り合ふ。
2014/01/10 16:30


…………最初に一言、良いですか?
何故こうなった。
いや、えっと……当初は桂さんが押し倒すなんてシーン、するつもりなんかなかった。こんなはずではなかった。本当に。マジで。
私、小説書く時に先に頭の中で話の流れを殆ど固めてから書く時と、書きたいシーンまで直接何となくで書きながら繋げる時があって。今回は後者の方法だったんです。
浜崎あゆみさんの"MOON"という曲で
 震える声で聞かないで
 「愛してる?」
っていう歌詞で桂さんで書いてみたいな〜って思いまして。ちょうど"月"だし(笑)
押し倒して聞くんじゃなくて、本当は桂さんに後ろから抱き締められながら聞かれるはずだったんです。私の頭の中では。書くまでは。

そしたら桂さんが勝手に押し倒しやがった……!なんでやねん(°皿°)何故暴走した桂さん。

あと桂さんが「私のことを愛してる?」って聞かれて、それに対するヒロインの答えは曖昧にするつもりだった(台詞の後に部屋の外の月を描写して終わりにするつもりでした。陰った気がした、とかで。)のに、……ヒロイン受け入れちゃってる。モロに。
ええー!受け入れるのー?!と一人でツッコミ(苦笑)

うん、何故こうなった。

桂さんって、きっぱり振り切ったらガンガン行くタイプですよね…。多分それが表れたのかなあって。このお話に出てくる彼の告白、好きです。「君に触れているこの瞬間、〜」「限りある今〜」のとこら辺。後者は対義語?みたいにしてます。

それにしても、押し倒してからが長い。←
まさか押し倒すとは思わなかった。はい。

ちなみにタイトルの"有り合ふ"は、古語で巡り会う、生きていて会う、という意味です。直訳すると、"貴方がいる時代に巡り会う"的な。君が代って、響きが良いなあと思って使いました。それが最後の文に繋がったり。

切甘夢ですけど、甘いんかな〜?って自分でも疑いますがまあ、押し倒しがあるし告白もあるし良いかなって(苦笑)

この後、裏に繋がるのかなあ……。私の頭の中ではこの作品はこれで終わってるので続きを書く気は全くないです。今まで書いた作品も例外除けばそうだし、いつか書きたいと思ってる連載でもそうです。
……裏は…………私の理想では耽美的に書きたいなあって思ってます。モロな描写するのではなくて。いつか書く時が来たら……いつになるかは分かりませんけど。←

以上で、こんなはずではなかった見事に私の予想外でした桂さん夢でした。


……キャラに振り回されることもありますよ、ええ。



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