あいしてるをひとくち

パッヘルベルのソナタ

肉は踊る

其の物件、廃墟につき

乏しい神々

ささやかな幸運

終わりの渚で待っていて

みなしごのララバイ

恋のボヤ騒ぎ

恋焦がれすぎて燃えそう

混ざりたいの三温糖

飾られたいの上白糖

べたつく熱は誰のせい

きっかけさえも忘れてしまえば

真夏を溶かした微炭酸

突き刺さった角スコ

いじっぱりの花束

優しさの頂点

勘違いさせてくれますか

はぐれた夜の果て










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