短編 | ナノ

 心拍数はレッドゾーン

「んっ…ちょ…やめっ!あっ…!」
「はっ…!よく言うぜっ…こんなにしといてよ!」
「やっ…!バ…カッ!」

私は今…
カルディアに襲われている…
何故こうなったのか…
それは、カルディアが任務から帰ってきたが心臓が熱くなりかけている
そう聞いて心配で宮まで行き
寝台に横たわっているカルディアに近づいた。すると、いきなり手を引かれ組み敷かれた。
何をするのか!と問うと

不完全燃焼で興奮が収まらないからヤろうぜ

なんてトンデモない答えが帰ってきた。抵抗はしたものの恋人にキスをされ求められれば断れないし身体も反応してしまい…

今に至る

「もっ…ちょ…!」

カルディアの舌が硬くなった芽を弄ぶ 吸われる度に身体がビクッと反応し震える
その反応が楽しいらしく執拗にソコを攻めてくる

「だめっ…イッちゃ…う」
「いいぜっ…イケ!」

そう言うとカルディアは芽をカリッと甘噛みした

「あぁっ…!やっ!いやぁ…!イッちゃ…あぁんっ!!」

凄まじい快感が身体を駆け巡り
頭が真っ白になる

「じゃ、挿れるぜ…」

ーグッ! ズブッ!グチュ…


「やっ…!い、いま…っ…あっ!だめっぇ…!」

イッタ瞬間にカルディアの硬くなったモノを挿れられ仰け反る

「くっ…!はっ…はは…中 ピクピク動…いてるぜっ…!絞り…とられ…そうだっ…」
「やっ…!やっ…あぁっ…!」

快感で震える中に容赦なく腰を突き入れられる

「くっ…イッタあとの…おまえの…中…堪んねぇ…!」
「んんっ!!んっ…んっ…」

激しく突きながらカルディアはキスをしてきた
噛みつくような激しいキス
口の中も舌で犯される
突かれながらキスをすると堪らなく気持ちいい…
愛されてる 求められてる
それを強く感じる事ができる

「はっ…くっ…イク…ぜっ…なまえっ…」
「あっ…!んっ…んっ…きてぇ…カルディ…ア…好き…っ」
「くっ!この…バ…カッ…煽ん…なっ…!でるっ…!」

カルディアの顔が快感に歪む
それと同時に中に熱いモノが注がれた…

ードサッ

「はっ…はっ…」

カルディアが倒れこんでくる

「カルディア…」
「………」
「カルディア?」

返事がないのを不思議に思い顔を覗く

「カルディア…!!」

苦しそうに顔を歪ませている
首を触るとかなり熱い
エッチをしただけじゃここまでは熱くならないはず…ということは…




「この馬鹿者っ!!!!熱くなりかけてる心臓に追い打ちかけてどうするんだっ!!」
「は、はいぃぃ!ごめんなさぃぃぃっ!」
「まぁまぁ、落ち着けってデジェル。こいつはどう考えたって被害者だろ…」
「そうだっ!マニゴルドの言うとおり!!」
「嫌だと断ればいいだろう!!闘いが終わった身体がどうなるかわかっているのだから!」
「ううっ…」
「あのなぁ…嫌だっつてカルディアが止めるワケねぇだろ…。」
「しかしっ!!」
「よく聞けよ。おまえは頭がいいがこっち関係は駄目だな…
女は受け身なんだ。組み敷かれたら抵抗できやしねぇっての!ましてや好きな男に求められて断れるかっての!ここは経験者の俺の言う事を聞け。童貞。」
「ぐっ…!」
「あっ…黙った…デジェル童貞か…ぷっ…!」
「なまえ!!!笑うなっ!」
「はいぃ!すみません!!!」


お題元 ポケットに拳銃