短編 | ナノ

 ボディタッチに悩殺

「ねぇ、アルバフィカ。」
「何だ?」

アルバフィカが本から目を離し顔を上げる

「何だ?じゃなくて…私たち恋人だよね?」
「え?あぁ…そうだが…急にどうしたのだ?」

どうしたもこうしたもないよ…
恋人になってから約三ヶ月 アルバフィカは驚くほど何もしてこない
手すら繋いでこない!触れ合う事だけが目的で付き合ってる訳じゃないけど
全く触れられないのも寂しいもので…
もう、こうなったら私から襲ってしまおうかとまで思ってしまってる

「あのね…アルバフィカ…何で私に触れてくれないの?」
「え?触れる?」
「うん…そう…例えば…」
「?」

椅子から立ちアルバフィカに近づく

「ど、どうしたのだ?」
「私は、アルバフィカに触れてほしいし触れたいと思う…こうやって…」
「な、何を!?」

−チュッ

座っているアルバフィカの上に跨り 唇に軽く触れる 
目の前には驚いて目を見開いてるアルバフィカの顔

−クスッ

その顔が可愛いなと思いながらもう一度唇に触れる
触れただけなのに体に何とも言えない感覚が走る
もっと触れていたい…
そう思い 角度を変えながら何度も口づける

「んん…んっ」


−チュッ…クチュ…


いつのまにかお互い口を開いていて 舌を絡めあう

「なまえ…」
「アルバフィカ…」

唇を離し見つめ合って笑う

「アルバフィカ…大好き…」

そう言って抱きつくとアルバフィカが…

「ま、まてっ!い、いま…あんまり… う、動くな…」
「え??」

なんて言うから少し体を離す…

−ゴリッ

「っつ…!?」
「あっ…」

私の真ん中に何か硬いものが当たっている
まぁ…何かはナニなわけで…

「キスで大きくなっちゃったんだ…」
「っつ///」
「別に恥ずかしい事じゃないよ…?むしろ嬉しい。」
「なまえ…」

アルバフィカが真っ赤になりながら私を見る 
あぁ…なんかいつもより色っぽいし
見つめる目も熱い

「苦しいでしょ?」
「なまえ??な、何を!?」

私は、アルバフィカの上から降り
足の間に体をいれ 硬くなっている部分に触れる

「ま、待て!触る…なっ!」
「じっとしててね?」

ズボンの前を開け硬くなったモノを取り出し先端を舐める

「うっ…!や、やめるん…だっ…」

アルバフィカの手が私の頭を掴み 止めさせようとする

-チュウ

「くぁ…!なまえ!」

それを阻止する為に奥まで含み吸い上げる
上を見上げると アルバフィカが快感を堪えようとしている顔が見える
眉間に皺を寄せ 必死で耐えている

その顔で自分のモノが潤んでいくのがわかった

「んん…んふっ…ちゅっ…」

だけどそのまま攻める手を休めず
先の割れた部分を舌を硬くし舐めながら手を上下に何度か動かす

「あ…っつ!だ、ダメだッ…くっ…」

頭を掴む手に力が入る
限界が近いみたいだ…

「は、離れ…ろ…!」

嫌だという意味を込め きつく吸う

「あぁっ!もっ…うっ…なまえっ!」

アルバフィカのモノが硬さを増し 腰が前後に揺れる

「んんっ!んっ…!」

ビクビクっとモノが動いたかと思うと口の中に苦いものがひろがる

「はぁ…はぁ…、すまない…」

モノから顔を離した私の頬をアルバフィカの手が撫でる
アルバフィカの顔は頬が赤く染まり 目も潤んでる

「アルバフィカ…」

男の人の気持ちがわかった気がする…
この顔見たら 理性なんてすっ飛ぶかも!
まぁ、もう 私に理性なんてモノはないけど…

「ねぇ…ココ…触って?」
「え?」

戸惑うアルバフィカの上に跨り少し腰を浮かし 手を自分の秘部へと誘う

「なまえ!?」

−クチュ

「これは…濡れているのか…?」
「んっ…」

アルバフィカの手がゆっくりと秘部の割れ目を撫でていく

「あ…あぁ…ん…」
「なまえ…気持ちいいのか?」
「う…ん…。いい…」
「!?っつ!なまえ!君って人はっ…!」
「んんっ!?ん…んん!」

アルバフィカは堪らないといった感じで私を片手で抱きしめ キスをしてきた
さっきとは違って荒々しい…

「んっ!?ふ…っ…んん!」

アルバフィカはキスをしながら秘部を上下に擦る

−グチュックチュ

卑猥な水音が耳に響く
そしてアルバフィカの荒い息遣い…
それが何故かとても気持ちよくて頭がボーっとしてくる

けれど…

「んん!!」

アルバフィカの手が小さな芽に触れた事によって意識を戻す


「ああ!やっ!そこっ…!」
「ん?ココがどうかしたのか?」

アルバフィカはちょっと笑いながらそこを攻めてきた
硬くなった芽を中指でグリグリと捏ねたり爪で引っ掻いたりする

「ひゃっ!あぁ…あっ!あっ!」

触られる度に体がピクピクと動く

「ふっ…なまえ…可愛いな…」
「っつ…!ふぁっ…!」

耳元で囁いた声はいつもより低く 熱を帯びてる その声にゾクッとする…
それに加え アルバフィカの指が中へとはいってくる

「あぁ!んん…!はぁ…!」

指で中を掻き回されるだけじゃなく密着してる為 手の平に芽を擦りつけられ腰が揺れてしまう

「なまえ…。」

ヤバイ…このままだと私…

「もっ…だ…めっ…」

アルバフィカにもたれかかる
指の抜き差しが激しくなる

「あっあっ…あぁ!!やっ…!イっちゃ…やぁぁん!」

「なまえ…!」

イク瞬間 アルバフィカは抱き締めてくれた

「はぁ…あっ…ん…アルバフィカ…」
「なまえ…」

アルバフィカが切なそうな顔で腰を撫でる

「っつ…!」

イッタばかりで敏感になっていて撫でられるだけでも感じてしまう

「なまえ…もう…限界だ…」

そういうと私の腰を浮かせ 硬くなったアルバフィカのモノを挿れてきた

「あぁっ…!やっ!!」

凄い快感が体の中に走り 締めつけてしまう

「くっ…キツッ…」
「やぁ…あっ… う、動かない…で…」
「む…りだっ…」

−パンッ!

「あぁっ!」

下から突き上げられ背中が仰け反る

「なまえ…なまえ…!」
「あっ!あぁんっ!!」

アルバフィカは私をきつく抱きしめながら激しく突いてくる

「やっ…!もっ…はげ…しっ!ま、またっ…イッちゃ…」
「くっ…はっ… なまえ…イクんだ…」

そう言いながら耳朶を噛まれた

「やぁぁんっ!!あぁっ!」

その瞬間 私は果てアルバフィカを締めつける

「くっ…」

アルバフィカのモノが硬くなり 突き上げる速度が速くなる

「やっ…!!やぁあんっ!!」
「なまえっ!!」

アルバフィカは私の名を呼び 果てた…


「はぁ…はぁ…嬉しい…」
「なまえ…。私も…だ…」
「アルバフィカ…」
「全く…なまえのする事は予想外過ぎる…」
「だって…こうでもしなきゃ触れてもらえないかと思って…ボディタッチ成功?」
「ボディタッチし過ぎだ…」

そう言いながら額をコツンと叩かれた

「ごめんなさい…」
「いや…こうしてなまえと一つになれた…だからいい。」

アルバフィカは真っ赤になりながら言う
私の顔は見ないで横を向いて言う姿が愛しい

好きだよ と言いキスをすると
私もだ という言葉とキスが返ってきた

それから、私たちは今まで触れ合わなかった分を埋めるかのように何度もキスをした



あとがき

アンケに主攻めからの魚攻めとあったので書いてみました。
力不足ですみません!!(土下座)

お題 ポケットに拳銃