「初めまして、青雉
……へぇ赤犬と黄猿に比べれば、まだ若いんだー

ま、それだけだけど

てかさ、そのアイマスクかっこいいって思っちゃってる?止めた方がいいんじゃない?

ダサいんですけど!てか真っ青なスーツですか…
大将って揃いも揃って、頑張ってるんだね!

それだけは認めてあげる!ま、それだけだけどー

てか、気付いちゃった!信号機、信号機だよね!?
大将が揃うと、信号機になるんだよね!?

うわ、笑えるー!ルールはきちんと守りましょうっていう無言の訴えなわけ?

ホント頑張ってるねー
てか、青雉になに言おう

地味に存在薄くてさ…私も困っちゃう!

……ホントなにも無いわ

どーしよう、青雉だけ仲間外れは可哀想なんだけど、私にも無理だわー

ま、邪魔しないでね!影が薄い青雉さんッ!」


にこやかに笑ってそう告げるセロン

青雉は、ショックを受けていた


「…オレって、影が薄いんだ
なんかショックー」


「とにかく、青雉は黙って座っててね!

私は今から愛しのエースとイチャイチャしてくるから!
青雉は1人寂しく、お昼寝でもしてたらー」


セロンはそう告げると、意気揚々と去っていくのだった


そこに残ったのは、脱け殻のような青雉と何とも言えない空気の中固まる海兵なのだった








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